イタリア旅2日目 ピサの斜塔
イタリア旅2日目
この日はフィレンツェ→ピサ観光→ラスペツィア経由→チンクエテッレ観光→ラスペツィア泊という旅程です。
8:28 フィレンツェ発
9:28 Pisa centrale着
SMN 8.6ユーロ
おそらく往復チケットのほうが安いですが、私はラスペツィアという町に宿泊なので片道を券売機で購入しました。フランス語で(ドヤァ)
駅を降りて、20分ほど歩くと斜塔がある広場にたどり着きます。
基本的には人並みについていけばオッケーです。
そしてこちら!
どん!
どどん!
いやあ、傾いてますな。
思った以上に傾いてました。
これが見たかったんです。以前学生の時にフィレンツェには来たことあったんですが、当時は自分でチケット買って日帰りでどこか行くという度胸がなく、かといってオプショナルつけるよりお買い物するわと思っていたので、行きませんでした。
そしてとうとう!
それで斜塔と言えば、そうあの写真撮らないとですよね。
斜塔を支える写真ですよ!
これをやるために私は!ピサに!来た!
え、ひとりですけどなにか?
ということで一人でピサの写真奮闘記を残したいと思います。
まずは、その辺の人に頼みました。ですが、やりたいことは通じるけど、細かい遠近法の配置が伝わらず失敗。
次に一眼レフ持ってる人に頼みました。なんか写真撮るのうまそうなので。ですが、あんまりその辺の人とかわりませんでした。全体撮るのは上手なんだけどね!
ということでやっぱり日本人に頼みました。ちょうどGW中なのでいっぱいいます。
人のよさそうな日本人を探し、母娘で来ているお二人にロックオン。
…いや頑張ってくれたんだ。でもなんだろな、下手なんだよな…!!!
かわりに取りますよって言って私撮ったんですけど、うまいんだわ絶妙なんだわ。それでこの角度でこんな感じでやってもらえればって言って、渡すんですけどなんか変わるんですよね!なぜ!Why Japanese people!!!
でも気持ちは伝わったので、ありがとうございますと告げポジションチェンジ。
今度は家族連れで、その中の息子さん(20代ぐらい)に頼みました。
あ、ちょっとおしい!悪くはない悪くはないんだ…しかし納得の写真は撮れず。
あとご家族待たせるのもあれなので早々にお礼を言って再度ポジションチェンジ。
最後は自分でやるしかねえ!地面にスマホセットしてタイマーで何回かやりました。必死な日本人乙。けれどやっぱりずれる、、、
くそう、とあきらめかけたその時、3人組の20代前半ぐらいの女の子達が同じように試行錯誤している!目ざとく見つけた私は、速攻で声をかけました。あ、こういう時はコミュ障とか言ってられないんで封印します。明るい人のふりはできます。短時間なら。
お姉さんたちに(私より年下だけどな!)、3人の写真を撮るんで撮ってもらえませんか?とお願いする。ぜひぜひ!となりこころのガッツポーズ。
若い子に声をかけたのはいい子達っぽいというのもありますが、若い子は自撮りとか映えとかいつも意識してんだから(偏見)うまくとれるだろうと思ったからです。
どんな感じで取りたいのかを伝えたかったので、私が先に彼女たちの写真を撮りました。もうちょい前!後ろ!ちょっと右に…そうそう!動かないでくださ-い!バシャバシャバシャ という感じです。
そして出来栄えはというと………う、うまい。
構図としては、一番前の子が斜塔を支えるように押して、2人がその子を支えていくというような感じでした。
我ながらピサの斜塔の専門カメラマンになれるんじゃないかってぐらいうまかったです。彼女たちには最高の写真になったんじゃないかと思います。超興奮してたもん。
そしていよいよ私の番。
最高のバトンは渡した。ここでこんな感じでこんな角度で、デジカメよりスマホのがうまく撮れるのでスマホで(そもそも人のデジカメって扱いにくいので)…と細かくお願いし、自分たちという見本も渡している。
…
…
…
あーうん、そうだね、えっと、ありがとうござました!
いや、本当に頑張ってくれたんです。感謝してます。すみません。ただ、うん。
…………自分の写真自分で撮りてえなって思ったわ。ごめんなさい。
まあでも普通に記念写真はとれたのでおっけーです!
ちなみに写真の加工のやり方がわからないので載せません。すみません。
今後に行く方の参考として、私なりのポイントをいくつかご紹介します。
・下からのアングルで撮る
・被写体の人が動くのは手の角度など微調整のみ、基本カメラマンが動いた方が簡単
・被写体の人が近くで映ると細かい粗が出る
・スマホのほうが上手に撮れる
って感じですかね。手の角度はすごく大事なので意識してみてください。
ちなみにピサの斜塔周りだけで2時間ぐらいいました。
塔には上ってないし、その横の建物にも入ってません。写真が撮りたかっただけなので(ドヤァ)撮れなかったけど(ドヤァ)
ご飯も食べたかったのですが、乗りたい電車の時間が近かったのでまたも昼抜きました。過酷。
次回、チンクエテッレ!